士林夜市
台湾に来ておいて「夜市」に行かないことは、そうそうありません。観光客だけでなく、現地の人も家族で訪れるリーズナブルなストリートグルメが味わえます。夜市のお店は午後4~5時ごろから営業開始し、深夜0時頃に閉まります。台湾中にあってそれぞれ特色が異なりますが、中でも士林夜市(MRT劍潭駅または士林駅が最寄り)は台湾最大級と言われており、グルメだけでなく、射的、輪投げ、アパレル、UFOキャッチャー、お土産屋さんと様々な出店が集合しています。当たり前かもしれませんが、生水を飲むのは避けて、ペットボトルを購入するようにしましょう。
家族連れが多いため、子供が楽しめる景品つきのゲーム系屋台も多くあります。長く続くお店もありますが、トレンドに乗っかってすぐにお店をリニューアルするところも多め。コロナ禍で半分以上が撤退したものの、現在は8割くらいまでお店が戻ってきたそうです。今も夜市がこれだけ活発なのは、ひとえに台湾の治安の良さに裏付けされているからでしょう。
そして、士林夜市の目玉が「士林慈諴宮」です。参拝するところではあるのですが、休憩所がわりに使っている人も非常に多く、台湾人のおおらかさが感じられます。
ストリートグルメだけで見た場合、士林夜市の屋台数は若干物足りなく感じるかもしれません。しかしその分、士林夜市には地下に巨大フードコートが広がっています。初めて足を運ぶ際は、こちらのフードコートで食べるのがおすすめです。
お店の人は日本人に慣れているので、基本的には歓待してくれます。言葉が話せなくても料理写真とチェックシートがあるので、心配いりません。
ちなみに、魯肉飯のおすすめは「饒河街観光夜市」にある専門店です。
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