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『レインボーシックス モバイル』はモダンでわかりやすく『シージ』の魅力を内包―先行試遊レポ&インタビュー

『レインボーシックス モバイル』が10月7日より国内向けに先行プレイが開始されます。それに先駆けて一足先に試遊したインプレッションと、メディア向け合同インタビューの模様をお届けします。

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ユービーアイソフトが手掛ける『レインボーシックス モバイル』は、『レインボーシックス シージ』のDNAを継承しながらそれを更に進化させ、モバイル端末のためにイチからデザインされた新作タイトルです。本稿では、先行試遊レポートと、メディア向けに行われた合同インタビューの模様をお届けします。

まずメディア向けに行われた発表会では、ビジネスデベロップメント&パブリッシングディレクターのコチョール・オザン氏より、『レインボーシックス モバイル』についての紹介がありました。

本作は『シージ』の魅力を最大限活かし、モバイル端末向けに最適化されたタイトルであり、『シージ』とはマップが一部変更されている場所があるほか、視認性の向上など、モバイル端末向けへのリデザインが行われています。『シージ』から引き継ぐ特徴のひとつである、破壊可能な壁や床については、本作の開発に使用したエンジン「Unity」の改善によって、寄り良く見せる工夫を凝らしたとのこと。

また、さまざまなバックグラウンドを持つオペレーターは、なんと“成長”します。「マスタリートラック」と呼ばれるレベルのような概念があり、オペレーターの見た目やスキルを進化させることができます。オザン氏いわく、モバイル端末における完成されたシューターエクスペリエンスを提供していきたいとのことでした。

実際に試遊して見えてくる『シージ』のDNA

今回筆者が試遊したビルドでは、AIを相手にしたプレイを体験できました。ゲームモードは「爆弾」と呼ばれる、防衛側のエリアに攻撃側がディフューザーを設置して、一定時間守るというもの。実際のプレイヤーが相手ではなかったものの、マップは『シージ』でも馴染み深い「クラブハウス」です。

オペレーターピックでは、プレイヤーが順番にピックしていくというシステムを採用。オペレーターの奪い合いにはならないものの、攻撃側であればハードブリーチャー(補強された壁や床を破壊できるオペレーター)がなかなか選ばれなかった場合、順番の最後のプレイヤーが渋々ピックするケースもあり得るかもしれません。実際に筆者は最後のピックで、テルミットを選択。クラブハウスは防衛地点につながる補強壁が多いため、ほぼ必須のピックです。

準備フェーズでは、オペレーターがスマートフォンのようなデバイスでドローンを操り、敵の情報を探っていきます。『シージ』プレイヤーには馴染み深い設定ですが、スマートフォンで遊んでいることもあり、実際にオペレーターとしてドローンを操作している気分になります。最近はスマートフォンでラジコンやドローンを操作することもありますが、その疑似体験のような形です。この感覚が予想外に新鮮で面白く、ドローニングは楽しいものでした。

実際にフィールドへ繰り出すと、マップの構造が『シージ』と一部異なる部分も見られました。具体的には、クラブハウスは改装につながる一枚壁へのルートへ外階段が設置され、アクセスしやすいようになっています。また、壁の色などが明るいものになっていて、全体的に視認性がとても良いように感じました。『シージ』もこうだったら良いのにと思うほど。

操作は一般的なモバイル向けシューターと似ていますが、キャラクターのアクションが多い分、ディスプレイにその意味が明確に示されることで、PC版でプレイするよりは幾分簡単に思えます。撃ち合いでは、「タクティカルフォーカス」と呼ばれるものが用意されていて、ADS(エイムダウン)中に一定時間は射線に入った敵を自動で射撃してくれます。数秒程度しか効果時間はないため、ずっとロックしているような場面では使いにくいのですが、敵の位置が明確な場合には有効であり、ドローンで敵を補足して倒しに行くという、『シージ』から受け継いだDNAのひとつを感じ取ることができました。ただ、筆者は『シージ』の知識はあれどモバイル端末の操作はあまり得意ではないため、AIに一瞬で倒されてしまいました......。

また、一部の固有ガジェットの仕様は『シージ』とは異なるもので、例えばカプカンのEDD(トラップ)は、ひとつの入り口や窓にひとつしか装備できず、トラップのレーザーはうっすらと視認できるものになっています。こうした部分は『シージ』と比較してシンプルなデザインとなっているようです。今回複数のマッチをプレイして感じたことは、とにかく「わかりやすい」ということ。マップやガジェットなどのデザイン、敵の視認性など、『シージ』ではとっつきにくいと感じてしまう複雑な要素が理解しやすく、破壊可能オブジェクトを使った駆け引きと、ドローンやカメラによる情報を取って敵を倒す戦略性は健在だと感じました。

ゲームプレイ以外の場面では、やはり6年前の『シージ』と比較してモダンなUIにまとまっている印象を受けました。『シージ』ではラウンド終了時に最後のキルの様子が流れますが、『モバイル』ではそのラウンドで活躍したシーンがハイライトとして流れます。また、勝利画面やMVPエモートなど、コスメティックアイテムを発揮するシーンも用意されているところもモバイル端末向けタイトルらしさが表れています。

今回のゲームモードは2ラウンド先取制であり、筆者は一勝もできず惨敗。『シージ』プレイヤーとして情けない結果で引退も考えましたが、リベンジの機会はすぐそこにあります。『レインボーシックス モバイル』は10月7日(金)から、日本国内向けに先行プレイを開始します。対象端末は4GB以上のRAMを搭載したAndroid端末で、Google Play ストア上で事前登録を行うことで参加権に応募可能。10月7日の開催以降も当選の可能性は十分あるので、気軽に事前登録をして戦場に繰り出しましょう。


《Okano》

「最高の妥協点で会おう」 Okano

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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