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【レポート】Nexon Koreaオフィスへ潜入―もうここで暮らしていけそう…

韓国で行われた「Nexon Developers Conference」。その期間中、Nexon Koreaのオフィスを見学する機会がありました。本稿では、その様子をレポートします。

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4月26日より3日間に渡り開催された「Nexon Developers Conference(以下、NDC)」。大規模なゲーム開発者向けイベントということで、様々な講演が行われていましたが、その合間に会場の一つにもなっている「Nexon Korea」オフィス見学の機会をいただきました。韓国最大のオンラインゲーム企業のオフィスはどのようになっているのか、本稿では見学の様子をレポートします。


まずはエントランスのある1階から。当日はNDCの期間中で、1階にはアートギャラリーの他、講演会場にもなっている「1994ホール」があり、多くの人で賑わっていました。Nexon設立の年でもある1994年にちなんだ名前がつけられたこのホール、普段は社内コミュニティーの講演や社内での映画上映会に使用されているようです。


1階には、社員の子供向けに「保育園」も用意されています。ここの他にもNexon Korea向かいの建物に同施設があり、2箇所あわせて30~40人の保育士が常駐しているとのことです。ちなみにこの保育園、実は韓国でもかなり人気があり、ここに通わせたいがためにNexonへ入社する人もいるのだとか。

この他にも、Nexonが運営する「小さな本屋」という子供が自由に本を読むことができる、図書館のような施設がありました。同施設は現在105箇所に展開中で、その91号店がオフィスに併設されています。


続いて2階に向かいます。2階にはNDC期間中にプレスルームとして使われていた面接室があり、さらに通路には様々なアート作品が展示されています。このアート作品、普段は社員の作品を展示しているとのことですが、NDC期間中は公募で選ばれた作品も飾られていました。



次に向かったのは社員食堂とカフェ。食堂は、残念ながら食事の時間を外れていたので、稼働している所は見られませんでした。メニューには韓国料理はもちろん、和食やオムライスのような洋食が用意されているようです。カフェにはコーヒーや軽食、お菓子などがありました。ちなみに、食堂もカフェも一般には開放されていないようです。



カフェの奥には、ゲームや読書、仮眠を行える休憩室が用意されています。ゲームはPS4/Xbox Oneなど最新のものはもちろん、なんと『鉄拳』や『ザ・キング・オブ・ファイターズ』などのアーケード筐体も設置。漫画では「デスノート」や「シャーマンキング」などの日本漫画が数多くありました。入ってしまったが最後、もう仕事に戻れなくなってしまいそうな休憩室です。



さらに、スクリーンゴルフやトレーナーが常駐するジムがあり、屋上ではランニング用トラック、ミニバスケットコートでの運動も可能。デスクワークが多くなりがちな社員の運動不足解消に役立っています。やむを得ず泊まりになってしまった際の睡眠室や、医師と看護師が常駐している保健所も完備されているので、社員の健康維持にはかなり気を使っているようです。


その後はエレベーターで屋上へ。エレベーター内にはモニターがあり、ゲームのアップデートなどがあると、動画で紹介がされるそうです。屋上には先述した運動施設の他、なんと菜園があります。ここでは希望する社員に農地を分譲し、トマトやレタスを育て収穫しているとのこと。屋上は立ち入り禁止なことが多い日本では、あまり見られない光景ではないでしょうか。

余談ですが、Nexon Koreaオフィスがある板橋(パンギョ)は、多くのゲームやIT関連の企業などを誘致して開発を進めている地域ですが、近くに飛行場がある関係で、10階を超える建物は規則上建てられないとのこと。その分、建物が横に拡がっていて屋上が広いので、そのスペースを有効活用している企業は周りにもいくつか見られました。


オフィス見学ツアーは以上で終了。最後にはお土産としてNDC開催期間中のみ販売される「NDC ART BOOK」をいただきました。こちらは、先述のアート展で飾られているイラストなどが掲載された、A4ハードカバーのアートブック。毎年これを求める人で長蛇の列ができるという人気の品だとか。ありがとうございます!

大企業ならではの福利厚生の厚さが垣間見えた今回の見学ツアー。食事、ゲーム、読書、睡眠、そして運動もできて体調を崩しても安心、さらには土に触れて自然を感じられるとなると、後は着替えさえあれば、家に帰らずとも快適で健康な暮らしを送れるのではないでしょうか。うらやましい限りです…。

協力:Nexon
《末永 拓也》
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