ここ数年で市場規模が飛躍的に上昇し、大きな注目を集めているe-Sports。海外のリサーチ会社Newzooが、2016年の推定市場規模を4億6300万ドルとするレポートを発表しました。
Newzooによる推定では、2016年に北米が市場の38%を占めて変わらずe-Sportsを引っ張っていく立場にあると報告。一方で、中国が15%、韓国が8%と市場の一角で、その存在感を示すことが推測されています。
また、視聴者数の予測では2016年に前年から13.3%増え、2億5600万人に増加すると見込まれています。内訳ではアジア太平洋地域が44%、EUが25%、北米が19%となっており、東南アジアでの爆発的な取り組みによって、APACの成長が支えられるとしています。
今後の展望としては、最初のピークから落ち着きを見せ始める頃としつつも、投資家から注目を集めると指摘。伝統的なメディアのe-Sportsに対する認識が変わってきており、コンテンツやメディア権取得に焦点が当てられ、増加すると予測されています。また、e-Sportsにおいてモバイルシーンが重要な役割を果たすと伝えており、supercell社の新作『Clash Royale』を筆頭にアジア地域を中心にモバイルゲームのe-Sports化が加速すると報告しました。
なお、同レポートでは2016年の推定市場に加え、2015年の市場報告も掲載。e-Sportsイベントのチケット収入などの調査結果が報告されているので、興味のある人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
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