Viragは、モルツァ・ラリーのスポンサーに名を連ねている会社。同社は『グランツーリスモ5』および『グランツーリスモ6』に登場する「モンツァサーキット」に、Viragの名称とロゴが登場することから、2014年に商標権の侵害したとして、ソニー・コンピューターエンタテインメントアメリカを訴えていました。
Virag社は「リアルなドライビングシミュレーター」の宣伝として、同社の商標が利用されたと主張していたものの、ゲームは「車の運転」をシミュレートするものであり、判決では合衆国憲法修正第一条により表現手段が保護されるとして、ほとんどの訴えを棄却しています。
なお、この裁判では、Virag側が提出した資料で訴訟の対象となった両タイトルの販売データが掲示されており、『グランツーリスモ5』が世界で1089万本以上、『グランツーリスモ6』が237万本以上販売されていると報告しています。
※UPDATE(2015/9/4 16:45):海外サイトGTPlanetの報告によると、掲示された販売データはVirag側が提出した資料で、2014年に公開されたVGchartzのデータを参照したものであり、公式の販売数ではないとのこと。現時点で両タイトル販売数の公式な販売データは公開されていません。アップデートに際して、初出時の記述を一部訂正しました。コメントでのご指摘ありがとうございます。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ニュース アクセスランキング
-
『GTA5』の継続的売上が2025年秋発売『GTA6』への自信の根拠、市場の期待は“最高潮”―テイクツーCEOが決算説明会にて語る
-
「ずっとやりたかったようなゲームが出るまで待ちくたびれたから、自分で作ることにした」業を煮やした海外名作開発者の次回作とは
-
マイクラセール実施中!『マインクラフト』15周年記念でシリーズ作品が一挙お買い得に
-
【期間限定無料】地球外の機械を調査する「非常に好評」パズルゲーム『Machinika Museum』Steamにて無料配布!
-
SNK筆頭株主のムハンマド皇太子がサウジアラビア首相に就任―任天堂、カプコン、スクエニなどの株も保有
-
シリーズ最新作『GTA6』は2025年秋に発売予定!親会社テイクツーの決算報告書で明らかに
-
「2Kの最大かつ最も愛されているシリーズの1つ」新作が日本時間6月8日のSummer Game Festで発表予定
-
ローグライクにストラテジーにサンドボックス…何度も繰り返し遊べるゲームを集めたSteam「無限リプレイフェス」5月20日まで開催
-
『MOTHER3』あまりにも衝撃的な10シーン
-
『アサクリ』日本舞台の「Codename RED」のタイトルが『アサシン クリード シャドウズ』に決定!