【海外ゲーマーの声】Xbox Oneが日本でローンチ、欧米から日本市場とXboxに関心集まる

昨年11月に発売が開始された海外からおよそ9ヶ月の時を経て、9月4日に日本へと上陸を果たしたマイクロソフトのXbox One。発売前夜にはマイクロソフト公式による24時間のニコニコ生放送も実施されましたが、海外ゲーマーの目にはXbox Oneの日本発売はどの様に映ったのでしょうか。

ここでは海外フォーラムをはじめ、各大手ゲームサイトのコメント欄に寄せられた意見をピックアップし、その印象を探って行きたいと思います。

主だった意見として目立ったものは、日本では他ハードと比較してXboxのシェアが小さい事を指摘するゲーマーが多く、「5人くらいは買うだろうか」「現実的な販売台数を予想すると2,327台かな」「僕の予想は初週3万台かな。まったく見当違いになる可能性もあるけどね」「Xbox Oneがローンチとなったことが日本で知られているのか疑問だ」「至上最も静かなローンチとなるだろう」とややジョーク交じりながらも厳しい意見が目立ちました。

またXboxに限らず、世界と比較して特異に映る日本のゲーム市場の現状を語る書き込みも散見され、「私は1年ほど日本の小学校と中学校で働いているけど、誰もXboxの事は興味がないようだ。というよりもiPhoneと3DS以外には何も興味がないように見える」「私は日本に住んでいるけど、ゲーム市場のシェアはモバイルデバイスが最も高く、コンソール機は死んでいる状態だ。さらにPCゲームのシェアはほぼ存在していない。スマホゲームのTVCMを何度見たことか分からないよ」など。

さらにこれまでの日本におけるXboxのシェアを絡めた意見としては、「日本人が好きなJRPGやアニメゲームの全てはソニーが独占している。日本でXboxが売れるとは思えないね」「いやXbox 360がPS3よりも日本製のゲームが充実している時でさえ、日本のセールスではXbox 360は失敗している。日本はXboxを欲しくないんだろう」「愛国心が先立つのかな」「いや、彼らはアップル製品やその他の欧米の製品も好んでいるよ。欧米よりもむしろ日本の方がより大きいPCマーケットがある位だから。単にXbox自体が好みじゃないんだろう」など、海外の視点からその理由を考察する議論も行われていました。

また「マイクロソフトは日本のゲーマーを獲得する為、『ロストオデッセイ』や『インフィニットアンディスカバリー』『ラストレムナント』などのゲームをXbox 360で発売した。私の望みは彼らがこの方針を再び激しく推し進める事と、他の地域でもこれらのユニークなRPGが楽しめる事だ」といったように、ハード専用のJRPGに熱い視線を送るゲーマーの意見も多く、Neogafの該当スレッドは11ページにも及ぶ書き込みがあり、Dualshockersでは360コメント越え、GameSpotでは760を越えるコメントが投稿され、Xbox Oneの展開にあわせて新世代機が出揃った日本のゲーム市場の動向に注目を寄せるゲーマーが多いようです。

《Round.D》

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